第三種電気主任技術者・2023年度 下期・機械

2023年度 下期 機械 問1

直流機の電機子反作用に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

出典:第三種電気主任技術者 2023年度 下期 機械 問1

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正答:(2)

要点

正解は(2)。直流機の電機子反作用は、界磁磁束を単純に同じ向きへ強める現象ではなく、主に交差磁化として磁束を歪ませます。増磁・減磁を単純化した記述を見抜くことが要点です。

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この問題では、電機子電流による磁束が界磁磁束と同方向になるわけではないことを確認し、電機子反作用の説明として不適切な文を選びます。

電機子電流による磁束(電機子反作用磁束)は、界磁磁束に対して電気角で90度ずれた交差磁化作用(交差磁束)を主成分とします。「同じ向きとなる」という記述は誤りです。また、ブラシ位置が幾何学的中心にある場合、電機子反作用は主に交差磁化作用として現れますが、ブラシを移動させたり負荷がかかった状態では、発電機では回転方向側に磁束が偏り(減磁等の影響)、電動機では回転方向と逆側に偏ります。一般に電機子反作用は界磁磁束を歪ませ(交差磁化)、全体として磁束を減少させる(減磁作用)傾向にありますが、ベクトルが常に同じ向きで増磁・減磁が決まるという単純なものではありません。特に「電動機で増磁」という記述は一般的ではありません(通常は減磁作用が問題となります)。

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