第三種電気主任技術者・2009年度・機械

2009年度 機械 問7

同一仕様である3台の単相変圧器の一次側を星形結線、二次側を三角結線にして、三相変圧器として使用する。20 [Ω]20\,[\Omega] の抵抗器3個を星形に接続し、二次側に負荷として接続した。一次側を 3300 [V]3300\,[\text{V}] の三相高圧母線に接続したところ、二次側の負荷電流は 12.7 [A]12.7\,[\text{A}] であった。この単相変圧器の変圧比として、最も近いのは次のうちどれか。
ただし、変圧器の励磁電流、インピーダンス及び損失は無視するものとする。

出典:第三種電気主任技術者 2009年度 機械 問7

回答を選ぶ

選択すると結果を表示

見直しを保存するには、設定で端末内の記録をONにしてください。

次の問題へ →
正答・解説を確認する

正答:(1)

要点

正解は(1)。一次側はY結線であり、線間電圧 3300 [V]3300\,[\text{V}] が加わっているため、変圧器1台あたりの一次相電圧 V1pV_{1p} は、 二次側負荷は 20 [Ω]20\,[\Omega] の抵抗がY結線されており、負荷電流(線電流)は 12.7 [A]12.7\,[\text{A}] である。

詳細解説を読む

一次側はY結線であり、線間電圧 3300 [V]3300\,[\text{V}] が加わっているため、変圧器1台あたりの一次相電圧 V1pV_{1p} は、
V1p=33003≈1905.3 [V] V_{1p} = \dfrac{3300}{\sqrt{3}} \approx 1905.3\,[\text{V}]
二次側負荷は 20 [Ω]20\,[\Omega] の抵抗がY結線されており、負荷電流(線電流)は 12.7 [A]12.7\,[\text{A}] である。負荷の相電圧(対中性点)は、
Vload=20×12.7=254 [V] V_{\text{load}} = 20 \times 12.7 = 254\,[\text{V}]
負荷端の線間電圧 V2lV_{2l} は、
V2l=3Vload=3×254≈440 [V] V_{2l} = \sqrt{3} V_{\text{load}} = \sqrt{3} \times 254 \approx 440\,[\text{V}]
変圧器二次側は Δ\Delta 結線であるため、変圧器1台あたりの二次相電圧 V2pV_{2p} は線間電圧と等しい。
V2p=440 [V] V_{2p} = 440\,[\text{V}]
したがって、変圧比 aa は、
a=V1pV2p=1905.3440≈4.33 a = \dfrac{V_{1p}}{V_{2p}} = \dfrac{1905.3}{440} \approx 4.33
よって、正解は(1)である。

関連問題