第三種電気主任技術者・2019年度・法規

2019年度 法規 問11(b)

電気使用場所の低圧幹線の施設について、次の(a)及び(b)の問に答えよ。

次の表は、「電気設備技術基準の解釈」に基づき、低圧幹線に電動機等が接続される場合における電動機等の定格電流の合計値 IMI_M [A]と、他の電気使用機械器具の定格電流の合計値 IHI_H [A] と、これらに電気を供給する一つの低圧幹線に用いる電線の許容電流 IC′[A]≧I_C^{\prime} [A] \geqq、当該低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の最大値 IBI_B [A] を示したものである。ただし、需要率、力率等による修正はしないものとする。

IMI_M [A] IHI_H [A] IC′I_C^{\prime} [A] IBI_B [A]
60 20 88 (エ)
70 10 88 (オ)
80 0 88 (カ)

上記の表中の空白箇所(エ), (オ)及び(カ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

2019年度 法規 問11(b)の問題図1

出典:第三種電気主任技術者 2019年度 法規 問11(b)

回答を選ぶ

選択すると結果を表示

見直しを保存するには、設定で端末内の記録をONにしてください。

次の問題へ →
正答・解説を確認する

正答:(2)

要点

正解は(2)。過電流遮断器の定格電流 IBI_B の計算 解釈第148条により、幹線の過電流遮断器の定格電流は、次の値以下でなければなりません。

詳細解説を読む

正解は(2)です。
過電流遮断器の定格電流 IBI_B の計算
解釈第148条により、幹線の過電流遮断器の定格電流は、次の値以下でなければなりません。

  1. 3IM+IH3 I_M + I_H
  2. 2.5×IC′2.5 \times I_C^{\prime} (電線の許容電流の2.5倍)
    上記のいずれか小さい方の値(ただし、これらが標準定格にない場合は直近上位等の規定がありますが、ここでは最大値の計算を求められています)。

ここで、IC′=88I_C^{\prime} = 88 A なので、2.5×IC′=2.5×88=2202.5 \times I_C^{\prime} = 2.5 \times 88 = 220 A が上限の一つとなります。
・(エ): IM=60,IH=20I_M=60, I_H=20。
3IM+IH=3×60+20=2003 I_M + I_H = 3 \times 60 + 20 = 200 A。
2.5IC′=2202.5 I_C^{\prime} = 220 A。
小さい方は 200 A。
・(オ): IM=70,IH=10I_M=70, I_H=10。
3IM+IH=3×70+10=2203 I_M + I_H = 3 \times 70 + 10 = 220 A。
2.5IC′=2202.5 I_C^{\prime} = 220 A。
両方220なので 220 A。
・(カ): IM=80,IH=0I_M=80, I_H=0。
3IM+IH=3×80+0=2403 I_M + I_H = 3 \times 80 + 0 = 240 A。
2.5IC′=2202.5 I_C^{\prime} = 220 A。
小さい方は 220 A(電線保護の観点から220Aに制限されます)。

よって、(b)の正解は(2)です。

関連問題

考え方を確認する補足解説