2025年度 上期 電力 問10
問題文
この問題の誤りを報告地中送電線路に使用される各種電力ケーブルに関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
出典:第三種電気主任技術者 2025年度 上期 電力 問10
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正答:(2)
要点
正解は(2)。地中送電に使う OF ケーブル、CV ケーブル、CVT ケーブルの特徴を問う問題です。架橋ポリエチレンは熱で軟化しにくくする材料なので、「熱可塑性を大幅に向上させた」とする (2) が誤りです。材料の性質を正反対に書いた選択肢を見抜く問題です。
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この問題では、各電力ケーブルの絶縁方式と保守上の特徴を整理することがポイントです。
架橋ポリエチレンは、ポリエチレン分子を架橋反応で網目状構造にし、熱で軟化しにくくして耐熱性や機械的強度を高めた絶縁材料である。
したがって、「熱可塑性を大幅に向上させた」とする (2) は逆の説明であり誤りである。
(1) の OF ケーブルの給油設備、(3) の水トリー対策、(4) の CVT ケーブルの特徴、(5) の漏油監視は、いずれも一般的な記述として妥当である。
CV ケーブルは「給油不要で保守しやすい」、OF ケーブルは「給油と油圧監視が必要」という対比で覚えておくと、文章肢を切り分けやすくなります。CVT ケーブルは作業性や電流容量の面で 3 心共通シース形と比較される点も合わせて押さえておくと安定します。材料名だけでなく、保守設備の有無や劣化要因まで一緒に押さえるとケーブル問題に強くなります。絶縁材料の性質を逆向きに書いた選択肢が典型的なひっかけだと意識すると見抜きやすいです。