第三種電気主任技術者・2015年度・機械

2015年度 機械 問1

4極の直流電動機が電機子電流 250 A, 回転速度 1200 min−1 1200 \text{ min}^{-1} で一定の出力で運転されている。電機子導体は波巻であり、全導体数が 258, 1極当たりの磁束が 0.020 Wb であるとき、この電動機の出力の値 [kW] として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、波巻の並列回路数は2である。また、ブラシによる電圧降下は無視できるものとする。

出典:第三種電気主任技術者 2015年度 機械 問1

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正答:(4)

要点

正解は(4)。ここで、は P=EIa=206.4×250=51600 [W]=51.6 [kW] P = E I_a = 206.4 \times 250 = 51600 \text{ [W]} = 51.6 \text{ [kW]} です。

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直流機の誘導起電力 E E [V] は以下の式で表されます。
E=pZϕN60a E = \dfrac{p Z \phi N}{60 a}
ここで、
p=4 p = 4 (極数)
Z=258 Z = 258 (全導体数)
ϕ=0.020 \phi = 0.020 [Wb] (1極当たりの磁束)
N=1200 N = 1200 [min−1\text{min}^{-1}] (回転速度)
a=2 a = 2 (波巻の並列回路数)

これらを代入すると、
E=4×258×0.020×120060×2=24768120=206.4 [V] E = \dfrac{4 \times 258 \times 0.020 \times 1200}{60 \times 2} = \dfrac{24768}{120} = 206.4 \text{ [V]}

電動機の出力 P P [W] は、誘導起電力 E E と電機子電流 Ia I_a の積となるため、
P=EIa=206.4×250=51600 [W]=51.6 [kW] P = E I_a = 206.4 \times 250 = 51600 \text{ [W]} = 51.6 \text{ [kW]}

したがって、最も近い値は 51.6 kW です。

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