第三種電気主任技術者・2009年度・電力
2009年度 電力 問16(a)
図のような交流三相3線式の系統がある。各系統の基準容量と基準容量をベースにした百分率インピーダンスが図に示された値であるとき、次の(a)及び(b)に答えよ。
系統全体の基準容量を50000〔kV・A〕に統一した場合、遮断器の設置場所からみた合成百分率インピーダンス[%]の値として、正しいのは次のうちどれか。
出典:第三種電気主任技術者 2009年度 電力 問16(a)
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正答:(2)
要点
正解は(2)。基準容量 Pn=50000 kVA に統一して各インピーダンスを換算する。
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正解は(2)です。
基準容量 Pn=50000 kVA に統一して各インピーダンスを換算する。
・左側変圧器 ZL:既定値 12%(50MVAベース)
・中央並列(上)ZM1:15% (25MVA) → 15×2550=30%
・中央並列(下)ZM2:10% (25MVA) → 10×2550=20%
・右側変圧器 ZR:28.8% (60MVA) → 28.8×6050=24%
遮断器設置点(並列部と右変圧器の間のバス)から見たインピーダンスを計算する。
電源は左右にあるため、左側系統と右側系統が並列に見える。
- 左側系統: ZL と 並列回路(ZM1//ZM2) の直列。
・並列部分 Zpara=30+2030×20=50600=12%
・左側合計 Zleft=ZL+Zpara=12+12=24%
- 右側系統: ZR=24%
- 全体合成: Zleft と Zright の並列。
・Ztotal=24+2424×24=12%
よって、12% である。
以上より、選択肢(2)が正解です。