第三種電気主任技術者・2019年度・機械
2019年度 機械 問1
直流電源に接続された永久磁石界磁の直流電動機に一定トルクの負荷がつながっている。電機子抵抗が1.0Ωである。回転速度が1000min−1のとき、電源電圧は120V、電流は20Aであった。
この電源電圧を100Vに変化させたときの回転速度の値 [min−1] として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、電機子反作用及びブラシ、整流子における電圧降下は無視できるものとする。
出典:第三種電気主任技術者 2019年度 機械 問1
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正答:(4)
要点
正解は(4)。直流電動機の回転速度 N と誘導起電力 E の関係は、E∝N である。また、端子電圧を V、電機子電流を Ia、電機子抵抗を Ra とすると、E=V−IaRa である。
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直流電動機の回転速度 N と誘導起電力 E の関係は、E∝N である。
また、端子電圧を V、電機子電流を Ia、電機子抵抗を Ra とすると、E=V−IaRa である。
条件より、負荷トルク T は一定である。永久磁石界磁なので磁束 ϕ も一定である。
トルクの式 T=kϕIa より、T と ϕ が一定ならば電機子電流 Ia も一定となり、電圧変化後も Ia=20A である。
変化前の誘導起電力 E1 は:
E1=120−20×1.0=100V
このときの回転速度 N1=1000min−1。
変化後の誘導起電力 E2 は:
E2=100−20×1.0=80V
回転速度は誘導起電力に比例するため、変化後の回転速度 N2 は:
N2=N1×E1E2=1000×10080=800min−1