第三種電気主任技術者・2022年度 上期・電力
2022年度 上期 電力 問8
受電端電圧が 20kV の三相3線式の送電線路において、受電端での電力が 2000kW、力率が0.9 (遅れ)である場合、この送電線路での抵抗による全電力損失の値 [kW]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、送電線1線当たりの抵抗値は 9Ω とし、線路のインダクタンスは無視するものとする。
出典:第三種電気主任技術者 2022年度 上期 電力 問8
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正答:(5)
要点
正解は(5)。まず P=3VIcosθ で線路電流を求め、三相分の損失を 3I2R で計算します。WとkWの桁を取り違えないことが決め手です。
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線路電流 I [A] を求めます。
P=3VrIcosθ
2000×103=3×(20×103)×I×0.9
I=3×20×0.92000=93100A
3相分の全電力損失 PL [kW] は 3I2R で求められます。
PL=3×(93100)2×9
PL=3×81×310000×9
PL=910000≈1111W
計算桁の確認:
I≈64.15 A
PL=3×64.152×9=27×4115.2≈111,110 W ≈111 kW
よって、111 kW が最も近いです。