第三種電気主任技術者・2012年度・電力
2012年度 電力 問10
こう長 20 [km] の三相3線式2回線の送電線路がある。受電端で 33 [kV]、6600 [kW]、力率 0.9 の三相負荷に供給する場合、受電端電力に対する送電損失を 5 [%] 以下にするための電線の最小断面積 [mm2] の値として、計算値が最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、使用電線は、断面積 1 [mm2] 長さ 1 [m] 当たりの抵抗を 351[Ω] とし、その他の条件は無視する。
出典:第三種電気主任技術者 2012年度 電力 問10
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正答:(4)
要点
正解は(4)です。
- 電流の計算:
受電電力 P=6600 [kW]、電圧 V=33 [kV]、力率 cosθ=0.9
線路全体の電流 I=3VcosθP=3×33×0.96600≈128.3 [A]
- 許容損失:
Ploss=6600 [kW]×0.05=330 [kW]=330,000 [W]
- 抵抗と損失の計算:
2回線並列運転と仮定します(問題文に特段の指定がない場合、送電線路として2回線で電力を送ると考えます)。
電線1条(長さ L=20000 [m]、断面積 A)の抵抗 R=351×A20000=A571.43[Ω]
2回線(計6本)での全損失は、1回線あたり電流 I/2 が流れるとすると:
Ploss=2×3×(2I)2×R=6×4I2×R=23I2R
330,000=1.5×(128.3)2×A571.43
330,000=1.5×16461×A571.43≈A14,109,000
A=330,00014,109,000≈42.75 [mm2]
最も近い値は 42.8 です。
以上より、選択肢(4)が正解です。
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正解は(4)です。
- 電流の計算:
受電電力 P=6600 [kW]、電圧 V=33 [kV]、力率 cosθ=0.9
線路全体の電流 I=3VcosθP=3×33×0.96600≈128.3 [A]
- 許容損失:
Ploss=6600 [kW]×0.05=330 [kW]=330,000 [W]
- 抵抗と損失の計算:
2回線並列運転と仮定します(問題文に特段の指定がない場合、送電線路として2回線で電力を送ると考えます)。
電線1条(長さ L=20000 [m]、断面積 A)の抵抗 R=351×A20000=A571.43[Ω]
2回線(計6本)での全損失は、1回線あたり電流 I/2 が流れるとすると:
Ploss=2×3×(2I)2×R=6×4I2×R=23I2R
330,000=1.5×(128.3)2×A571.43
330,000=1.5×16461×A571.43≈A14,109,000
A=330,00014,109,000≈42.75 [mm2]
最も近い値は 42.8 です。
以上より、選択肢(4)が正解です。