第三種電気主任技術者・2009年度・電力
2009年度 電力 問11
電圧33〔kV〕,周波数60〔Hz〕こう長2〔km〕の交流三相3線式地中電線路がある。ケーブルの心線1線当たりの静電容量が0.24〔μF/km〕,誘電正接が0.03[%]であるとき、このケーブルの心線3線合計の誘電体損〔W〕の値として、最も近いのは次のうちどれか。
出典:第三種電気主任技術者 2009年度 電力 問11
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正答:(4)
要点
正解は(4)。三相3線式ケーブルの全誘電体損 W〔W〕は、以下の式で求められる。
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正解は(4)です。
三相3線式ケーブルの全誘電体損 W〔W〕は、以下の式で求められる。
W=3×2πfCE2tanδ=2πfCV2tanδ
ここで、
・f=60〔Hz〕
・C:全静電容量(1線対地)。0.24μF/km×2km=0.48×10−6〔F〕
・V:線間電圧 33×103〔V〕(上記の式の V2 を用いる場合。1相分 E=V/3 で計算して3倍しても同じ)
・tanδ=0.03%=0.0003
計算:
W=2π×60×(0.48×10−6)×(33×103)2×0.0003=377×0.48×10−6×(1089×106)×0.0003=377×0.48×1089×0.0003≈180.96×1089×0.0003≈197065×0.0003≈59.1〔W〕
よって、59.1 が最も近い。
以上より、選択肢(4)が正解です。