第三種電気主任技術者・2021年度・理論
2021年度 理論 問18(a)
(選択問題)
発振回路について、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
図1は、ある発振回路のコンデンサを開放し、同時にコイルを短絡した、直流分を求めるための回路図である。図中の電圧 VC [V] として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。ただし、図中の VBE 並びにエミッタ接地トランジスタの直流電流増幅率 hFE をそれぞれ VBE=0.6 V, hFE=100 とする。
(回路定数: VCC=9 V, ブリーダ抵抗上 6.8 kΩ, 下 3.0 kΩ, コレクタ抵抗 2.1 kΩ, エミッタ抵抗 1.4 kΩ)
出典:第三種電気主任技術者 2021年度 理論 問18(a)
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正答:(4)
要点
正解は(4)。ベース電圧を分圧で求め、V_E=V_B-0.6V、I_C\simeq I_E としてコレクタ電圧を計算します。結果は約5.77Vで、最も近い6Vを選びます。
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正解は(4)です。
直流バイアス解析
ベース電圧 VB はブリーダ抵抗による分圧で求まる(ベース電流無視)。
VB=9×6.8+3.03.0≈2.755 V。
エミッタ電圧 VE=VB−VBE=2.755−0.6=2.155 V。
エミッタ電流 IE=VE/RE=2.155/1.4k≈1.54 mA。
コレクタ電流 IC≈IE=1.54 mA。
コレクタ電圧 VC=VCC−ICRC=9−1.54×10−3×2.1×103≈9−3.23=5.77 V。
最も近い整数値は 6 V。
以上より、選択肢(4)が正解です。