第三種電気主任技術者・2023年度 上期・機械

2023年度 上期 機械 問4

定格出力36kW、定格周波数60Hz、8極のかご形三相誘導電動機があり、滑り4%で定格運転している。このとき、電動機のトルク [N・m] の値として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。ただし、機械損は無視できるものとする。

出典:第三種電気主任技術者 2023年度 上期 機械 問4

回答を選ぶ

選択すると結果を表示

見直しを保存するには、設定で端末内の記録をONにしてください。

次の問題へ →
正答・解説を確認する

正答:(2)

要点

正解は(2)。誘導機の特性は、滑りや二次抵抗がトルクや電流にどう効くかを押さえて判断する問題です。 滑りや二次抵抗の変化がトルクや始動特性にどう現れるかを、代表式と特徴の両方から整理することが要点です。

詳細解説を読む

この問題では、滑りや二次抵抗の変化がトルクや始動特性にどう現れるかを、代表式と特徴の両方から整理することがポイントです。

同期速度 NsN_s は、
Ns=120fp=120×608=900 [min−1]N_s = \dfrac{120f}{p} = \dfrac{120 \times 60}{8} = 900 \, [\text{min}^{-1}]
定格回転速度 NN は、滑り s=0.04s=0.04 より、
N=Ns(1−s)=900(1−0.04)=864 [min−1]N = N_s(1-s) = 900(1-0.04) = 864 \, [\text{min}^{-1}]
出力 P=36 kW=36000 WP = 36 \, \text{kW} = 36000 \, \text{W} とトルク TT の関係は、
P=ωT=2πN60TP = \omega T = \dfrac{2\pi N}{60} T
36000=2π×86460T36000 = \dfrac{2\pi \times 864}{60} T
T=36000×602π×864≈397.9 [N⋅m]T = \dfrac{36000 \times 60}{2\pi \times 864} \approx 397.9 \, [\text{N}\cdot\text{m}]

関連問題