第三種電気主任技術者・2012年度・電力
2012年度 電力 問16(b)
三相3線式1回線無負荷送電線の送電端に線間電圧 66.0 [kV] を加えると、受電端の線間電圧は 72.0 [kV]、1線当たりの送電端電流は 30.0 [A] であった。
この送電線が、線路アドミタンス B [mS] と線路リアクタンス X[Ω] を用いて、図(π型等価回路)に示す等価回路で表現できるとき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
線路リアクタンス X[Ω] の値として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
出典:第三種電気主任技術者 2012年度 電力 問16(b)
正答・解説を確認する
正答:(1)
要点
正解は(1)。無負荷時のπ型等価回路計算です。受電端開放なので、電流は受電端側の並列アドミタンス jB/2 にも流れますが、そこから先(負荷)には流れません。相電圧で考えます。
詳細解説を読む
無負荷時のπ型等価回路計算です。受電端開放なので、電流は受電端側の並列アドミタンス jB/2 にも流れますが、そこから先(負荷)には流れません。
相電圧で考えます。Es=66/3 [kV], Er=72/3 [kV]。
受電端電圧 Er と送電端電圧 Es の関係式(フェランチ効果)を立てます。
Es=Er+jX⋅Iline=Er+jX⋅(j2BEr)=Er(1−2BX)
66=72(1−2BX)
1211=1−2BX
2BX=121⇒BX=61
X=6B1=6×0.753×10−31≈221.3[Ω]
最も近いのは 222 です。