第三種電気主任技術者・2013年度・理論

2013年度 理論 問6

図の直流回路において、抵抗 R=10R=10 [Ω\Omega] で消費される電力 [W] の値として、最も近いものを次の (1)~(5) のうちから一つ選べ。

2013年度 理論 問6の問題図1

出典:第三種電気主任技術者 2013年度 理論 問6

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正答:(1)

要点

正解は(1)。ミルマンの定理あるいは節点解析を用いて解きます。中央の抵抗 R=10ΩR=10\Omega の左端を点A、右端を点Bとします。左側の電源60V、直列抵抗40Ω\Omega、並列抵抗40Ω\Omegaの部分をテブナンの定理で等価回路に変換します。

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ミルマンの定理あるいは節点解析を用いて解きます。
中央の抵抗 R=10ΩR=10\Omega の左端を点A、右端を点Bとします。
左側の電源60V、直列抵抗40Ω\Omega、並列抵抗40Ω\Omegaの部分をテブナンの定理で等価回路に変換します。
開放電圧 VA0=60×4040+40=30V_{A0} = 60 \times \dfrac{40}{40+40} = 30 V
等価内部抵抗 RA0=40×4040+40=20R_{A0} = \dfrac{40 \times 40}{40+40} = 20 Ω\Omega

右側の電源80V、直列抵抗60Ω\Omega、並列抵抗60Ω\Omegaの部分も同様に変換します。
開放電圧 VB0=80×6060+60=40V_{B0} = 80 \times \dfrac{60}{60+60} = 40 V
等価内部抵抗 RB0=60×6060+60=30R_{B0} = \dfrac{60 \times 60}{60+60} = 30 Ω\Omega

これにより、回路は「30V電源 - 20Ω20\Omega - 10Ω(R)10\Omega(R) - 30Ω30\Omega - 40V電源」の単一ループになります。
回路に流れる電流 II は、電位差 40−30=1040 - 30 = 10 V、総抵抗 20+10+30=6020 + 10 + 30 = 60 Ω\Omega より、
I=40−3020+10+30=1060=16I = \dfrac{40 - 30}{20 + 10 + 30} = \dfrac{10}{60} = \dfrac{1}{6} [A]

抵抗 RR で消費される電力 PP は、
P=I2R=(16)2×10=1036≈0.277P = I^2 R = \left(\dfrac{1}{6}\right)^2 \times 10 = \dfrac{10}{36} \approx 0.277 [W]

最も近い値は 0.28 です。

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